皆さんはソルトアンドサンクチュアリというゲームをご存知でしょうか。
2D版ダークソウルと言われるダウンロード専用ゲームで、PS4やPCでプレイ可能です。そして2017年4月13日からはVita版も配信開始となったので、改めてこのゲームの魅力を紹介したいと思います!
ダークソウルファンなら絶対やっておこう!1780円の超お買い得ゲーム「ソルトアンドサンクチュアリ」
Contents
どんなゲームなの?
ダウンロード専用ソフトとして販売されています。PS4/Vita版はそれぞれ1780円です。ちなみに片方を買えばもう片方は100円で購入可能です。
アメリカのSka Studios(※)というインディーズゲーム会社がダークソウルシリーズに影響を受けて作成した2DアクションRPGです。そのため2D版ダークソウルと言われています。
2016年3月15日にPS4向けにリリースされ、後日Windows,Mac,Linuxにも対応しました。そして2017年4月13日にPSVita版が配信開始になり、よりお手軽に遊べるようになりました。
※James Silvaさん、Michelle Juett Silvaさんの夫婦二人(+猫2匹)でゲームを作成しているようです。もちろん一部は外注かもしれませんが、そんな小規模開発と感じさせない程のボリュームとクオリティです。なお、ソウルシリーズを作成しているフロムソフトウェアとは全く関係がありません。
ソルトアンドサンクチュアリの魅力!
死ぬことの喜び
もうとにかく死にます!
雑魚に囲まれてフルボッコ死、トラップ死、落下死。
ボスで10回以上のリトライ。
そんなに死にまくるのにニヤニヤが止まらない!
いわゆる死にゲーです。でもステージを突破した時の達成感は本当に快感!
まるでソウルシリーズをプレイしているような感覚を味わうことができます。全く異なる2Dグラフィックなのに不思議です。
お馴染みのインターフェース
もう最初のキャラクリエイトからソウルライクです。
職業、装備、持ち物を吟味するワクワク感はたまらないです。
更にゲーム画面のデザイン。HPやMP、持ち物、アイコン、その配色や配置まで本当にソウルライク!
ステータスの表記も。属性、耐性、重量などなど。これもソウルシリーズを思い出しますね。当然重ければ”ドッスン”になります!
ステータスによる攻撃力補正などもお馴染みの要素ですね。もちろん鍛冶屋による武器強化も可能です。
探索の自由度
「どこから行こう?」
広大な2Dマップはいたるところに繋がっていてプレイした人によって攻略順が変わってきます。「こっちは強い敵がいたからあっちにしよう」「2周目はこっちのルートから進んでみよう」そういった楽しみ方もソウルライクです。
ソウルシリーズと少し違うところは、ステージクリア後に様々な能力が解放されるということ。例えば、あるステージをクリアすると空中ダッシュができるようになります。
この他にも探索範囲を広げてくれる様々な特殊能力が手に入ります。
その能力を使用すれば今まで取れなかったアイテムを入手できかもしれないし、新たなルートで未知のボスに出会えるかもしれません。
能力の解放→探索→能力の解放→探索・・・
このテンポの良いループが探索を楽しくさせてくれます。
成長要素 スキルツリー
これまではソウルシリーズと似ているところを取り上げました。しかし成長要素については独自のゲーム性があり、キャラビルドにおいて悩みながら取捨選択していく面白さがあります。
ソウルシリーズではソウル(魂)を捧げてレベルアップします。ソルトアンドサンクチュアリではソルト(塩)を捧げてレベルアップします。ここまでは同じです。
違う点はソルトアンドサンクチュアリではレベルを上げるとスキルポイントを1獲得でき、それを使用してスキルを獲得するということです。
そしてこのスキルツリーが膨大!見てくださいこの量を!
このコマを進めることで筋力などのステータスを上げたり、特定の武器種や魔法を扱うためのライセンスのようなもの取得することができます。
ソウルシリーズ用語でざっくり言うと、先ほどのスキルツリーの画面において
左方面が純魔
左上方面が技量
上方面が上質
右上方面が脳筋
右方面がアンバサ
という感じですが、もちろん魔法も覚えつつ信仰も、といったようにかなり自由なキャラクリエイトが可能です。
当然純魔と脳筋では攻略方法が変わってくるので、2周目以降の楽しみ方もプレイヤー次第です。
不思議な世界観 興味をそそるフレーバーテキスト
ソウルシリーズと言えば壮大な世界観。そのストーリーを紐解くためにプレイヤーは武器やアイテムのテキストから想像を膨らませます。
そのテキストは1つの正解に導くものではなく、あくまでプレイヤー側に想像させる(匂わせる)ようなものでフレーバーテキストと言われています。
ソルトアンドサンクチュアリもそのようなフレーバーテキストが武器やアイテムにかなりのボリュームで盛り込まれています。
主人公は何故このような混沌とした世界に入り込んでしまったのか、この化け物達の正体は、目的は・・・そういったことを考察するのも楽しめる要素です。
海外ゲームのローカライズにしてはかなり読みやすく日本語訳されていると感じました。
飽きさせない周回要素
ソウルシリーズでもおなじみの周回。クリア後には難易度が上がった2周目をプレイできます。
もちろん違うキャラビルドにして2キャラ目で新規プレイしてもいいでしょう。1周目が脳筋だったから2周目は純魔で行こう!といった楽しみもできます。
面白いの?
めちゃめちゃ面白いです!
悪魔城ドラキュラのような2Dアクションとしての面白さに加えて、ダークソウルの探索感や育成要素が見事に融合しています。
最初は単なるソウルライクなゲームとして捉えられがちですが、ゲームとしてのクオリティが非常に高いです。
グラフィック、アクション、ゲームバランス、全てにおいて丁寧につくられている印象を受け、この完成度で1780円はお買い得すぎると感じました。(個人的に4000円くらい出しても良いと感じる内容でした。)
ボリュームは?
私の場合1周で約25時間でした。この25時間はかなり濃密なものでした。ステージの量とボスの量で圧倒されました。
駆け足ぎみにプレイして25時間です。じっくり探索すれば30時間以上は遊べるボリュームです。
値段は?PS4版とPS Vita版どっちを買えばいいの?
PS4/Vita版はそれぞれ1780円です。ちなみに片方を買えばもう片方は100円で購入可能です。
深く考えずに好きなほうを購入して良いと思います。
どちらか1つ=1780円
もう片方=100円
※ダウンロード専用ソフトなのでPS Storeから購入してください。
終わりに
ゲームの面白さは予算や開発期間ではないということを改めて知らされました。アイデア、技術、情熱でいくらでも面白いゲームは作れるんですね。
ソウルシリーズファンの皆さん、ダークソウル3のDLCが一段落したら是非ともソウル愛溢れるこの作品をプレイしてみてください。
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