スクウェア・エニックスのゲームを買うとポイント用紙が同封されています。メンバーズポイントというやつですね。
スクエニの通販サイト「e-STORE」で商品を購入する際にポイントとして利用できるのでちょくちょく登録しています。
どうやら登録するとアンケートが送られてくる場合があるようです。私の元にもスクエニからアンケートに協力してほしいというメール来ました。
その時のお話し。
まず最初にサガスカーレットグレイスについてのアンケートが来た
※サガのこと知らなくても読めるようにしてあるので、気にせず読み進めてください。
2月28日にスクエニからメールが届きました。
「サガスカーレットグレイスについてアンケートにご協力をお願いします」とのこと。
このゲーム。私の長いゲーム人生の中でもベスト10に入るであろう傑作で、12月中旬以降はサガスカ漬けの日々でした。ツイッターでも毎日「楽しい!楽しい!」と騒いでいました。
「アンケートをしっかり書けば開発者に伝わるかも!!」
そう思った私はすぐにリンク先へ飛び、アンケートを記入しました。
アンケートの前半は「所持ハード」や「1週間でどれくらいプレイするか」といった基本的なことを選択式で。
※上の画像はFF15のアンケートですが、サガスカでもほぼ同じような内容でした。
後半は「どこがよかったか」「気になった点は何か」といった具体的な内容を自由に書けるようになっていました。
※こちらの画像もFF15のアンケートの時のものです。サガスカのアンケートではこのような自由記入欄が4つ、それぞれ最大500文字でした。
私はこの自由記入欄にありったけの情熱を注ぎ込みました。画面を見つめるその目は赤く染まり、キーボードを叩き続ける指の律動は止まることなく。
500文字という壁は小さな水溜りを跨ぐかのごとく簡単に越えていきました。
文字数チェッカーで何度も確認し、削りに削って500文字に抑えました。自由記入欄は4つだったので、この作業を更に3回続けました。
つまり合計2000文字程度は書きました。回答のほとんどは良かった点。もちろん悪かった点も書いたし、今後こうして欲しいといったことも書きました。
「スタッフに届いて欲しい!」
そう願いを込めて、卒業論文より真剣に書きました。
※ここで書いた内容はスクリーンショット撮り忘れました・・・。コピーして後でレビュー記事にすればよかった・・・
数日後、FF15についてのアンケートが届く
数日後またもやアンケート依頼が届きました。今度はFF15です。
まずこう思いました。
「メンドクセ」・・・と。
私はコタツでミカンを食べながらチラシでゴミ箱を作る作業を続けるか、アンケートを記入するかを考えました。
引用:http://keepitsimplestupid.seesaa.net/article/137180297.html
とりあえずゴミ箱を優先にしました。
ストックが2つしかなかったからです。
ある程度作り置きができて暇になった私はこう思ったのです。
「あのクソゲーがいかにクソゲーかを伝えるためには誰かが書かなきゃダメなんだ!」
やはりアンケートを書くことにしたのです。
しかし、相手はサガスカアンケートの時の1.5倍。3500文字。
(500文字のアンケが1問、1000文字のアンケが3問)
それに下のアンケート内容を見てください。
このゲームで良かった点を1000文字も書くことはこのゲームの良かった点を1000文字も書くくらい困難な作業です。
さらに以前のFF15酷評記事(※)でライター魂を消耗していた私には、これ以上FF15について何かを語る力が残っていなかったのです。
※内容は後述。
「伝えたい!でも沢山は書けない・・・。」
「ここで諦めるのか・・・」
「否!やっぱり私は伝えたい!!!」
人間追い込まれると思いがけない力やアイデアが湧いてくるものです。
その生存本能とも呼ぶべき不思議な力によって「最小限の文字数で最大限のアピールをする」という手法を考えついたのです!
「私の想い・・・届いて・・・く・・・・れ・・・めんす」
3番目の回答のリンク先はこれです。
もちろん前半の選択式のアンケートで良いところも書きましたよ。
「アクションはどうだったか→普通だった」とか
「パッケージデザインはどうだったか→普通だった」とか。
終わりに
この記事を読んでくれた皆さんに「今回は良い記事だったね!」とか「FF15はちょっとアレでしたね・・・」とか、労いや同情の言葉をかけてほしいわけではないのです。
ただただ優しくこう言って欲しいのです。
「言えたじゃねぇか」
・・・・と。