FF15発売から1週間経ち、初週売り上げが発表されました。
初週69万本だそうです。(4gamerより)
この初週売り上げについては他のサイトで多く取り上げられているので、今回の記事では角度を変えて最終的な売り上げを予測してみたいと思います。
ダウンロード版はどれくらい売れたのか?初週の累計は?
スクエニの2016年における国内の売上高比率はパッケージ版が77%。ダウンロード版が23%のようです。
引用:スクウェア・エニックス・ホールディングス2017年3月期第2四半期決算説明会
補足:ダウンロード版そんなに多いの!?と感じましたがこの数字はダウンロード販売がメインであろうMMOも含まれているからだと思います。実際は15%〜20%くらいかもしれません。
しかし、一応ここではダウンロード版23%と多めに見積もります。
初週の売上はこのように予測できます。
販売種別 | 初週売上 |
パッケージ版 | 69 万本 |
ダウンロード版 | 21 万本 |
累計 | 90 万本 |
今後どれくらい売れるのか?初週のデータから累計を予測。
ファミコンやスーパーファミコン時代のデータが見つからなかったのでFF7以降のデータで分析していきます。
シリーズ | 初週 (万本) | 累計 (万本) | 伸び率 (累計÷初週) |
FF7 | 203 万本 | 328 万本 | 1.62 |
FF8 | 250 万本 | 369 万本 | 1.48 |
FF9 | 195 万本 | 282 万本 | 1.45 |
FF10 | 175 万本 | 265 万本 | 1.51 |
FF12 | 184 万本 | 232 万本 | 1.26 |
FF13 | 152 万本 | 193 万本 | 1.27 |
平均伸び率 | 1.43 |
※オンライン専用のFF11とFF14は除外しています。
※累計はwikipediaより抜粋。初週は・・・ちょっと正確性の高いデータが見つからなかったのでまとめサイトからの引用です。どちらも確実なデータとは言い切れないのであくまで参考データです。
初週売り上げ x 平均伸び率 = 累計 という計算式でFF15の販売本数を予測します。
90万本 x 1.43 ≒ 129万本
これが最終的な累計販売本数の予測です。
ちょっと本筋からずれますが、FF12以降で伸び率が悪くなっているのは実況動画等で見るだけで満足しちゃう方が多くなったからですかね・・・?
過去シリーズと比較
国内における累計販売本数の予測が129万本。この数字を過去シリーズと比べてみます。
こうなります。
これはFFシリーズが衰退しているとも読み取れますし、家庭用ゲーム業界が衰退しているとも読み取れます。
ハードの普及率から見ると現時点でFF15は健闘してしているようにも思えますが、今後PS4がどこまで売上を伸ばすかの予測もしないといけないので、さすがに面倒すぎてそこまでの努力はできませんでした。
ですので、これが良い結果なのか悪い結果なのかは、このデータだけでは判断できません。
なんとなくこんな予測が出たよ・・・という位置付けで参考にしてください。
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