順調にPV数が伸びていた矢先にGoogleアドセンスから警告が?!一般的には3日以内に対応しないとアカウント停止の恐れがあるそうですが、ブログをしばらく放置していた私はこの警告に気づいた時点で既に10日以上経過していたのです・・・
今回はその対応方法について記事にまとめました。同じような警告が出た方のお役に立てれば幸いです。
トラブルはブロガーを成長させる、しっかり対応しよう!
経緯
2016年5月〜10月まで事情があってブログを更新していない状況でした。
当然その間アドセンス画面は見ていません。しばらくぶりに記事を書こうとアクセスや収益の状況を確認したら、アドセンスに「モバイル画面のスクロールせずに見える範囲にある大きな広告について」という警告が出ていて、その時点でようやく気が付いたのです。
警告された日付は9月22日。気付いた日が10月7日。つまり15日も経過してました。一般的には3日以内に対応しなければアカウント停止になる可能性があるとのこと。
しかし、実際には広告はしっかり出ていたので、心を落ち着かせて対応することにしました。
原因
ひとまず警告文をしっかり読んでみました。
Googleさんにしては随分具体的に書いてくれてます。大事なところは↓の2点。
- モバイル端末でスクロールしなければ見えない位置にコンテンツが押しやられている。
- モバイル端末向けサイトでスクロールせずに見える範囲に300×250以上の大型広告ユニットが配置されているレイアウトが含まれている。
URLの例も記載されていたので、実際に記事をスマホで見てみました。
あれ?大丈夫じゃないか?!と思ったのですが・・・ちょっとスクロールすると・・・
出てきました。
ちなみに実際の記事はこちら↓
(既に対応済みなので、スクショとは表示が違っていると思います。)
直接的原因
つまり↓の「1.」に該当していたのです。
- モバイル端末でスクロールしなければ見えない位置にコンテンツが押しやられている。
- モバイル端末向けサイトでスクロールせずに見える範囲に300×250以上の大型広告ユニットが配置されているレイアウトが含まれている。
動機的原因
- モバイル端末でスクロールしなければ見えない位置にコンテンツが押しやられている。
→これをもう少し深く追っていきます。
動機的原因1:広告位置をH2見出し手前に設定していた
このブログはsimplicityというテーマを使用しています。そこで広告位置を本文記事中(H2見出し手前)としていました。
この設定をすることで↓ような位置に広告が出ます。
引用:simplicity
この位置は効率よく収益を上げられるそうで、私もこの設定をしていました。
しかし、simplicityが悪いわけではありません。
リード文や見出しの構成などを意識していなかった私自身に原因があったのです。
動機的原因2:リード文が短すぎた
↑のスクショで言うと「今回は、最新作のゲームを発売日前に入手できる手段をいくつか解説しますよ!」というリード文がコンテンツとしてみなされないほど短すぎた、ということです。
こういった事態になるとは想像もせず適当に書いていました。
リード文は検索結果にも表示されるので、読書の心を掴むために適切な長さでその記事の方向性などをしっかりと伝えるべきだったのです。
動機的原因3:冒頭のサムネイル、見出しh1タグを使用していなかった。
これはリード文がある程度書かれていればやらなくてもいいかもしれません。
しかし私の記事の例のように、リード文が短くなってしまうようであれば冒頭にサムネイルやH1見出しを使用することで尺を稼ぐべきだったのかもしれません。
というか今までh1タグはほとんど使用せず目次的な意味合いでh2以降を使用していました。
対応方法
収益性を考えるとh2タグの前に300×250レクタングルを置きたいところですが、そのためにはリード文を全て修正しなければなりません。
この時点で最初の警告から15日経過していたので、ひとまず広告サイズを変更することを応急処置として、後日リード文の修正をすることにしました。
暫定対応:320×100のバナー広告に変更
ここで「2.」をもう一度見てみます。
「2.モバイル端末向けサイトでスクロールせずに見える範囲に300×250以上の大型広告ユニットが配置されているレイアウトが含まれている。」
この↑の文の意味は「スマホからアクセスした直後の画面(いわゆるファーストビュー)に300×250以上の広告が出てはいけない」ということです。
つまり「320×100のバナー広告」なら問題ないのです。
その設定をしていきます。
simplicityで「外観」→「カスタマイズ」→「広告」から↓のように「コンテンツ上部にバナー表示」を選択します。
こうすることで↓のように320×100のバナー広告が表示されます。(あらかじめ「ウィジェット」から該当サイズの広告設定をする必要があります。)
この時点でアドセンス画面から「修正済み」の申告をすればステータスが「解決済み」となります。
(ちなみにパソコンではファーストビューに300×250以上の広告があっても問題ありません。今回の警告はあくまでスマホ特有の問題です。)
本格対応:リード文の修正
これはまだ実施していませんが後日実施予定です。
というのも広告の収益が下がっている気がします。
そもそも普段からそんな収益のないブログですが、対応した10月7日から減っているように見えます。(まだ1週間しか経っていないので様子見ですが。)
リード文の修正はするとして、今後はスマホ表示もしっかり確認したほうが良いですね。いつもmacで書いていてスマホ表示は確認したりしなかったりとまちまちでしたので。
終わりに
初のトラブルに見舞われましたが、今回この経験をして良かったと思います。そもそも初心者にありがちなミスなので、明確な原因があって、検索したらたくさんの事例がありました。いわゆる初心者ブロガーにありがちなミスだったのです。
今回対応して色々調べることでアドセンス広告を出す上で基本的なルールを学ぶことができました。
Googleの規約は山ほどあるので、それらに全部目を通して遵守できている人はほとんどいないのではないでしょうか。
ですので、このような経験を通して皆さん成長していくのだと感じました。
Googleさんは「3日で停止しちゃうかもよ!?」とか言っておきながら、対応完了するまで暖かく見守ってくれてて結果的には停止せず済みました。
これからブロガーとして成長していくために、このようなトラブルはしっかり対応していこうと思います。
今回の記事がお役に立てれば幸いです。