「あのゲーム新作出るんだ~、楽しみだなー。」
くらいに思うことって結構ありますよね?
じゃあ、「楽しみすぎてゲーム雑誌を買い漁り、事前情報を集めまくって発売日まで空想しながら過ごした」ゲームってありますか?
そこまでの期待となるとなかなかないものです。
私は今まで2本しかありません。
今日はそのうちの1本を思い出とともに振り返ります。
私がそんな大きな期待を寄せたゲーム
それは・・・
クロノトリガー
↓ぜひとも、懐かしいBGMを聞きながらこの記事を読んでみてください。
言わずと知れたスーパーファミコンの名作!
これをリアルタイムで経験できて本当に良かったと思います。
発売日は1995年3月11日。
当時はスーパーファミコン全盛期。
私はマリオのような子供向けのゲームから少し離れ、FF6やDQ5のような少し大人びたゲームに魅力を感じていた時期でした。
そんな時、
- ファイナルファンタジーの生みの親、坂口博信
- ドラゴンクエストの生みの親、堀井雄二
- ドラゴンボールの作者、鳥山明
この3名が共同でゲームをつくるという情報を入手しました。
この3つのタイトル(3人)に食いつかない人は当時いなかったんじゃないでしょうか。
私も興奮してその記事を読んだことを覚えています。
その発表以降、ジャンプ、Vジャンプ、その他ゲーム雑誌を買い情報を集めました。
事前情報では現代、中世、未来、原始の順で情報が公開されていったと思います。
マップが4つもあることに興奮!(古代は事前公開されていなかった・・・と思う)
それまではドラクエ3〜5、FF4〜6のように2つくらいマップがあるゲームはよくありました。
それが4つもあると!
しかも時代を跨ぐというタイムトラベル要素に大興奮!!
特に戦争中の中世、平和な現代、荒れ果てた未来。
その時代に何があったかまでは公開されておらず、想像を掻き立てられました。
未来に関してはラヴォスが世界をボロボロにするシーンだけが公開されており、ラヴォスが何なのか、どうしてそうなってしまったのか、ストーリーの核となる部分はうまい具合に隠され、想像を膨らませられるような情報のみが公開されていったのです。
そういった情報をもとに毎晩ゲーム雑誌を読み返し、頭の中で描いたゲーム画面で空想プレイしながら寝ていたものです。
発売日は土曜だったので、朝から自転車で隣町のゲームショップへ駆け込みました。
その時のドキドキ感ははっきり覚えています。
この当時のゲームは1万円越えは当たり前。
クロノトリガーの定価は11,400円だったようです。
はっきりとは覚えていないですが、割引されて9980円くらいだったでしょうか。
このゲームショップは随分前に閉店してしまったようで、それを知った時は悲しくなりました。
話は戻り・・・
使わずにとっておいたお年玉で会計を済ませダッシュで帰りました。
クロノトリガーに限らず、新品の箱を開ける時のドキドキ感はたまらないものでした。
早くプレイしたい一心で説明書もろくに読まずプレイ開始。
期待通り!いや、期待以上!!
鮮やかなグラフィック、引き込まれるストーリー、爽快な連携技、雰囲気にマッチしたBGM!
もう全てが”最高”でした。
購入前~クリア後まで色あせることなく、むしろ煌いていた過去のように思い出せるゲームソフトはこの1本だけです。
思い出補正とは間逆なのです。
思い出補正とは、楽しかった子供の頃にプレイしたゲームが美化されるというもの。
私にとっては、楽しかったクロノトリガーが子供の頃の思い出を美化しているのです。
皆さんはこんなゲームの思い出はありますか?