ここ数年でグイグイ注目されているゲームミュージック。
今回は、「作曲家」という視点でランキングにしてみようと思います!
注:完全に個人的なランキングです。
おすすめのゲーム作曲家ランキング ベスト5
第5位
崎元仁(さきもと ひとし)
代表作:タクティクスオウガ、 ファイナルファンタジータクティクス、 ベイグラントストーリー、FF12、朧村正、ドラゴンズクラウン、リトルノア
オウガバトルシリーズやFFタクティクスシリーズで有名な方。
主にオーケストラを得意とし、中世ファンタジーに最もマッチしているように思えます。
特定の部分で盛り上がるのではなく、最初から最後まで終わりなくプレイヤーを鼓舞するような音楽が多いです。
そういった点でFFT・オウガシリーズなどのシミュレーションや、戦闘がシームレスに展開するFF12には非常に相性が良かったのではないでしょうか。
第4位
浜渦正志(はまうず まさし)
代表作:サガ フロンティア2、アンリミテッド:サガ、武蔵伝II、ファイナルファンタジーXIII(-2、リターンズ)
手がけたゲームが売れない、もしくはつまらない等で不遇の作曲家とか言われています。
しかし、彼のつくる音楽はまぎれもなく素晴らしいものです!
5位の崎元氏が”外側から”鼓舞される”イメージだとすれば、浜渦氏はプレイヤーの内側から静かに闘志を燃えさせてくれるイメージ。
しかし、戦闘曲よりはフィールドや街などの落ち着きのある曲調に強いかもしれません。
第3位
伊藤賢治(いとう けんじ)
代表作:ロマンシング サガ(1,2,3,ミンサガ)、カルドセプト、パズル&ドラゴンズ
戦闘曲!
とにかく熱い戦闘曲!
スーパーファミコン世代ならロマサガ1~3の戦闘曲は絶対に忘れられないでしょう!
ドラム、ギター、ベースのロックテイストが多いです。そこにストリングスやシンセを加えシンプルにプレイヤーを熱くさせます。
浜渦氏が何度も聞いてジワジワくるスルメ曲に対し、イトケンの音楽は1回聞いて「うおおぉぉwwwカッケーwww」となることが多いです。
聞く機会の少ないボス曲でも強烈に印象に残る。
第2位
光田康典(みつだ やすのり)
代表作:クロノトリガー、クロノクロス、ゼノギアス、イナズマイレブン、SOUL SACRIFICE
私がゲーム音楽にハマったのはこの人のおかげです。
デビュー作であるクロノトリガーは1曲1曲全てに魂が吹き込まれていました。それぞれの時代に合ったフィールド曲。特に古代や中世のフィールド曲はプレイした皆の心に強く残り、何十年経っても当時の思い出とともに鮮やかに蘇るでしょう。
クロノクロスのオープニングはストーリー全てを物語るかのようでした。
ゼノギアスでは輪廻転生や宗教といった物語の根幹となる世界観をBGMによってうまく表現していました。
第1位
植松伸夫(うえまつ のぶお)
代表作:ファイナルファンタジーシリーズ、半熟英雄、ロストオデッセイ、ラストストーリー、ファンタジーライフ、
ゲーム音楽といったらこの人!
とにかく多彩。2位以下の方は戦闘曲に強い、フィールド曲に強い、あるいはロックやテクノ、オーケストラなど特定の音楽ジャンルに強いといったイメージがあるがありますが、植松氏はオールマイティなイメージです。
音楽が映像に溶け込んで目と耳に吸い込まれていく。ゲームを構成する一要素ではなくゲームそのものになっている感覚を味わいます。
大袈裟かもしれませんが、それくらい彼の音楽はゲームにマッチしているように思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか?!
「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」が浸透したら、次は作曲家に注目したランキング投票がはじまるかもしれませんね!
皆さんも、気に入った曲があれば作曲家にも注目してみてください!