〜ゼノブレイドクロス〜 良い素材用意したけど調理に失敗したでござる

長いゲーム人生の中で「発売が待ちきれなくて発狂しそうになったゲーム」はたったの2本しかありません。

1本は「クロノトリガー」。
もう1本は「ゼノブレイドクロス」。

クロノトリガーは期待以上のクオリティでした。

しかしゼノブレイドクロスは・・・

今回はゼノブレイドクロスについて思うところを書いていきます!
※毎度のことですが、あくまでも個人的見解なのでご了承を!

まず最初に言っておきます!
今から盛大にゼノブレイドクロスをディスります。しかし私はこのゲームが大好きです!

それでは・・・

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不満点

前作のゼノブレイドは神ゲーでした。
ストーリー、演出、BGM、マップ、戦闘。

素材一つ一つを見れば平均点のようにも思いますが、それぞれの要素が調和して壮大な世界が出来上がっていたように思えます。

その続編であるゼノブレイドクロスは、「良い素材用意したけど調理に失敗した」といったところでしょうか。
具体例を見ていきましょう。

ストーリー

正体不明の異星文明から攻撃を受けた地球。選ばれた一部の地球人は宇宙船で脱出する。しかし数年後、追撃を受けた宇宙船はとある惑星に不時着する。幸か不幸かその惑星は人類が移住可能な環境であった。
地球人はその惑星をミラと名付け開拓することになる。

面白そうでしょう?!

そう、世界観は素晴らしいんです!

けれど・・・

それを前作のような纏まりのあるストーリーに昇華できなかったように思えます。

決して伏線を張りすぎたり、風呂敷を広げすぎたとは思わないです。
むしろゼノギアスやゼノサーガに比べたらシンプルなほうですし。

物語の核となるのは
・異星文明の正体
・惑星ミラの謎
・B.B稼働の謎
・あのお方と英雄の正体

この4つ。
他にも細かい謎はたくさんあるけど、中核となるこれだけ追っていけばよかったです。

ユーザーがストーリーで引き込まれたのはここなのだから。
しかし、終わってみるとこれらは1つも解決されなませんでした。

完全に未完です。

せめて1〜2個を解決、もしくは掘り下げができていれば未完であっても”第1部 完”くらいにはできて、1本のゲームとしては成り立っていた気がします。

演出

前作はBGMに合わせるようにキャラが動き、セリフにも絶妙な間があり、まるでアニメや映画を見ているような演出でした。絵コンテやカット割りをして綿密に作成されたそうです。

ダンバンvsムムカなんて鳥肌が立ちました。

そういった点でストーリー、キャラクター、BGMの全てが調和されていました。

声優の使い方やセリフまわしも一級。

しかしゼノブレイドクロスはそれができていませんでした。

棒立ちのキャラ、合わないBGM、展開しないストーリー。
すべてのパーツがうまく組み合わさっていませんでした。

ドール(ロボット)

車両に変形して探索。最終的に飛べる。

人型に変形して戦闘。
各部位に兵器が装着可能。

これほど素材としてワクワクできるものはないでしょう?!
ゲーマーの憧れの全てが詰まっています!

実際に広大なフィールドをドールで探索するという点については大成功しています。

しかし細かい点で残念なのです。

インナー(生身)より簡単に火力が出るので戦闘は基本的にドール。
強い兵器をぶっぱなすだけの大味な戦闘になりがち。

やりこむとインナー最強になるのだが普通のプレイヤーはこう感じます。
インナーの戦闘はスキルを組み合わせたりして操作も忙しく楽しいものだったので、ドールでの戦闘は物足りなく感じます。

インナーしか戦闘できないエリアを増やすとか、思い切ってドール戦闘をなくせという意見もあるけど、ドールが存在する以上そんなことは無理だと思うし。

こんなこと簡単に言うと怒られるかもしれないが、解決するにはドールの戦闘を面白くするしかないんじゃないでしょうか。

細かい点では飛行する度に音楽がリセットされるのももったいなかったです。

探索では着地と飛行を繰り返すので、プレイヤーはひたすらイントロを聴くことになる。
全部聴くと良いBGMなのに。

しかし広大で美しいフィールドをドールで探索することについては満点だと思います。

キャラクター(NPC含む)

主人公が物語にほぼ絡まない、しゃべらないので無個性。

これがストーリーをつまらなくさせている要因の一つでしょうか。オンライン要素のためにアバターにしたらしいですが、重厚なストーリーと世界観であるはずの本作品には合っていなかったように思えます。

味方キャラクターは魅力的な背景設定があるのですが、それに対する深い掘り下げがなく上記の棒立ち演出もありドラマ性がなくつまらなく感じます。

ノポン人は単にわがままなだけ。前作の生意気だけど愛嬌のあるノポン人とは別モノでした。

敵キャラも深く関わりライバルになるような魅力的なやつはいなかったです。

前作の敵キャラであるムムカ、エギル、ディクソン、ザンザにはそれぞれドラマがあり個性がありました。

NPCに関して言えば、クエストを受けてもスカイリムのようにNPCと共闘することもなく、思いがけないハプニングが起こることもなかったです。

UI、その他システム

小さすぎる文字。
ソート機能なし。
素材入手先が不明。
他にもたくさんあったと思いますが、もはや忘れてしまいました。

チュートリアル

戦闘やドール強化など、多くのことが説明不足でした。

終わりに

他にもたくさんあるんだけど不満点はおおまかにこんなところです。

ただ、これだけディスっておきながら私はこのゲームが好きです(笑

美しい惑星ミラを自分の足や巨大ロボットで冒険するという探索要素だけは、世界中のどのゲームをも凌駕しています

アマゾンレビューを見ているとほとんどの人が同じような大量の不満を感じていると同時に評価もしています

それだけ期待値とのギャップを残念に思い、悔しく感じているのでしょう。
私もその一人です。

世界観は良かったのです。素材は全て上質なものでした。
ただ、それをうまく料理できなかっただけです。

次回作に望むこと

いっそのことゼノブレイドクロスはなかったことにして、同じ世界観でもう一度再構築してほしいです。

それくらい惑星ミラは魅力的なフィールドでした。

そして骨のあるストーリーを熱い演出で表現した1本の作品に収めて欲しいです。

いつの間にか洋ゲーに追い抜かされてしまったようにも思える日本のRPG。
しかし逆転できる可能性を一番に秘めているのは、このゼノシリーズだと思っています!
気長に待ちますよ!次回作!

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